気づけば30代半ばにしてお金の使い方から考え直したかというと
今までお金の使い方や向き合い方、税金の支払い方法を学んでこなかったからです。
かつて「村上ファンド」でその名を世間に轟かせた村上氏は、「なぜ日本人はお金の勉強を学校でさせないのでしょうか?」とういう問いに対し、「武士は食わねど高楊枝という考え方が原因ではないか」と指摘しています。
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、武士は食わねど高楊枝とは武士たるもの、たとえ貧しくて食べるものに事欠いても、じゅうぶん食べたふりをして楊枝を使うものだ。武士はたとえ生活に窮しても気位は高くもち、恥ずべきことをしてはならないというたとえです。
もはや一種のやせ我慢ですよね。
もちろんこの武士は食わねど高楊枝という言葉がすべてお金の勉強をさせない原因だと決めつけるつもりはありません。
令和の時代になって、高校で自分の人生設計を考える授業があったりするのも事実です。
しかしながら、それでも学生の頃に教えてよという場面も多いのも事実です。
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